追加型投資信託

追加型投資信託

概要として

・【特徴】

いつでも⇒『その時の時価（基準価額）で購入し、また売却することが可能』です。経済や金利～株式市場の動きなどをとらえた、“タイムリーな資産運用が可能”といえます。

・【種類】

追加型投資信託には、さまざまな種類があります。

代表的なものを、いくつか具体的に紹介します。

《インデックスファンド》

日経平均株価や、東証株価指数（TOPIX（トピックス））などのインデックス（指標）に連動し⇒『株式市場全体の動きをとらえる運用成果をめざす』ファンドです。運用管理費用（信託報酬）としては→アクティブファンドと比べて低めです。

《アクティブファンド》

ファンドマネージャーが銘柄を選択 / 厳選し⇒『“インデックスを上回る運用成果”をめざす』ファンドです。銘柄選択のための【調査コスト】などがかかるため、運用管理費用（信託報酬）としては→インデックスファンドより高めとなります。

《ライフサイクルファンド》

若い世代時は⇒『リスクがとれるため、リターンの見込める株式の割合を高くして、リスクをとりにくくなる中高年になるにしたがい→比較的リスクの小さい債券の割合を高くしていく』仕組みのファンドのことをいいます。

・【期間】

《無期限》または《0５年～10年》などの中長期。

・【購入単位】

各ファンドにより異なる現状です。

申込価額として⇒『通常は、申込日（ファンドによっては翌営業日）の基準価額に“手数料と手数料に対する消費税相当額を加えた額”』となります。

・【換金】

換金は⇒『基本的にいつでも可能』となりますが、一部に⇒“クローズド期間”が設けられているものもあります。

換金代金の受取りとして通常⇒『申込日から0４営業日目（ファンドによっては５営業日目）以降』となります。

・【申込み】

購入や換金の申込みについては⇒『受付時間を過ぎた場合→翌営業日扱いとなる』ため注意が必要です。

ほか、『個別の業種の動きをとらえるもの』・『決められたファンドの中で自由に乗換えができるもの』まで実に多彩となっている現状です。

・【毎月分配型商品】の留意点

「毎月分配型」と呼ばれるタイプの追加型株式投資信託は⇒『その都度、収益分配金を支払う』という分配方針のものをいいます。

投資信託は⇒『支払われた分配金の金額だけ基準価額が低下するため、分配金の額とともに基準価額の動きも適宜確認』することが大事です。

投資信託は、購入者ごとに購入時の基準価額（個別元本といいます。）が異なり、購入者によっては⇒『決算時の基準価額が、自分の個別元本よりも低いときに収益分配金が支払われる』こともあります。

このときの分配金は（一部または全部として）⇒『その購入者にとって、収益の分配（普通分配金）ではなく→元本の一部払戻しに相当する』こと（元本払戻金（特別分配金））となります。

『元本払戻金（特別分配金）が支払われると、その分個別元本が低下し→元本払戻金（特別分配金）の支払いが続くと→その都度個別元本は低下していく』こととなるため、この点も充分確認するようにしておきたいです。

※ 注/当事務所検索 グーグルマップ写真は⇒『他人様のお宅』が表示されます。

(《長崎市淵町12-18》と検索された場合)

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