退職金の使いみち

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2024年 01月 10日
ライフプランニングの【6つの係数】
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2024年 04月 17日
個人事業主とは..その① 【メリット】【デメリット】
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2024年 04月 17日
個人事業主とは..その② 『開業時』のきほん
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2024年 09月 07日
生命保険を活用した【事業承継】対策
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退職金の使いみち

『老後生活の支えとなる退職金』しっかりと資金計画を立てていきましょう。

高齢化が進む日本国内の現状、定年後に⇒『90歳~100歳まで元気に暮らす』こともめずらしいことでなく『楽しみを持ち、豊かな生活をイメージしていく』ことも、『ライフプラン上《たいせつなイベントプラン》といえます。

が、老後が長くなった現状の中、『はたして老後生活を支えるための充分な資金が確保できるんだろうか?・・』という思いが、多くの方々にとっての不安 / 心配事になってることもたしかです。

イメージしてみましょう

面談いただいた際に、皆さまからご意見お聴きしました。

セカンドライフ...長生きに向けての準備が必要ですね。

『老後を支えるための退職金』

老後資金を支えるものとして、現役時代の【貯え / 預貯金】・【公的年金】のほか、定年時に受け取る【退職一時金(以下→退職金)】があります。

退職金の現状として、現在→退職給付制度のある企業のほとんどで支給されています。

支給額の平均としては2,000万円前後(前章 / 退職金について参照)と大きな金額となることから、老後の生活を安心して過ごすために、この『退職金をいかに上手に守って、殖やすか?』が大きなポイントとなってこようかと..

本稿では、この【退職金】として『使いみち』を中心として老後の資金計画プランについて、共に考え~検討していきましょう。


『老後資金を三つに《目的別》に分けてみましょう』

 

老後の資金計画を立てるに、まずは《使いみち》/(支出)を考えていきましょう。

老後に出ていくお金として、大別すると

・《生活資金》

・《ライフイベント資金》

・《介護費用》

という三つに分類できます。

・《生活資金》

一つ目は⇒生活資金..

食費や住居費といった日常生活費、趣味や旅行に使う費用~医療費も含めて考えていきます。

〔医療費〕

医療費について、一般的に7074歳では自己負担が2割』に、75歳以上では1割』・・と、現役世代よりも費用負担が軽くなる現 / 社会保障制度です。

高額な医療費がかかった場合は⇒『高額療養費制度を活用し、全体として大きな出費を抑えることが可能』であり、『医療費単体での、大きな金額を備える必要性は必ずしも高くない』ともいえます。(それぞれの家庭環境 / 諸事情を認識する必要大)

 

〔配偶者死亡のリスク〕

配偶者が亡くなった場合、その後の1人分の生活費については⇒『夫婦2人の時の7割程度で見積もっておく』考え方が理想的といえます。(それぞれの家庭環境 / 諸事情を認識する必要大)

 

〔生活資金を賄うためのお金〕

生活資金を賄うお金として、基本的に⇒65歳までの就労収入』65歳以降は公的年金』と踏まえていきましょう。

足りない分として→『アルバイトなどで就労収入を確保する』『場合によっては、手元資金を当面の生活資金に充てる』夫婦のいずれかが『“年金の繰下げ受給”制度を活用し、受給額を増額する』ことなども、方法として考えられます。

・《ライフイベント資金》

二つ目は⇒ライフイベント資金..

いかがでしょうか、60代~70代前半までは『意外とライフイベントの多い時期』といえます。

・子どもの結婚

・孫の誕生などの資金援助

・自宅のリフォーム

・車の買替え・・・など、大きな出費を伴うイベントが目白押しで⇒『定年で収入が減るにもかかわらず、支出が増えがち』といえます。

イベントごとの出費によって、生活資金や介護費が圧迫されることがなきよう⇒『必要に応じて、ライフイベント関連の出費を抑える工夫』も検討が必要ですね。

・《介護費用》

三つ目は⇒介護費用..

生命保険文化センター→「生命保険に関する全国実態調査 平成30年」によると、介護費用は『01ヶ月平均“約7万8,000円”、平均介護期間が“4年7カ月”』・・。個人差の大きい費用となりますが、その平均介護費用・期間によると、予測できる1人あたりの介護費用は“約430万円”ほどとの試算となります。

(生涯、介護なき場合ももちろん可能性あり また、介護時に施設利用の場合など上述と視点を変えていく必要性が考えられます)

まとめとして

子育てが落ち着いたと思ったら,目の前に自分達の老後が迫ってきている!...

(当ホームページ《老後資金につきまして》より一部引用)共通した皆さまのコメントといえます。

老後資金づくりに関しても『いつから始めようかな?』『来年から始めようかな?』のスタートの気持ちももちろん大事です。が,もっとたいせつなのは何よりも『一日でも早く,一歳でも若い年齢から』のスタートがのちに『ああ,あの時に貯えをスタートしていて本当に良かった!』と,実感できる日が必ずくることでしょう。

本稿では,大まかな情報提供のみとなりましたが詳細の【貯えの方法】【資産運用 / 資産形成の方法】など,お気になることなどお気軽に申しつけいただければ幸いです。また,【日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のホームページ】でも,さまざまな情報が発信されていますのでぜひご参照ください。

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