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ライフプランニングの【6つの係数】

新着情報

2024 年 12 月 18 日
よくあるご質問を更新しました。           
2024 年 12 月 18 日
お客さまの声 ; 2024年を更新しました。           
2024 年 12 月 18 日
事例紹介 ; 2024年を更新しました。           

6つの係数】をご存知ですか?

ライフプランニングにおいて、CF / キャッシュフロー表などを作成する際に用いる6つの係数】があります。

6つの係数】には

Ⅰ・終価係数

Ⅱ・現価係数

Ⅲ・減債基金係数

Ⅳ・年金終価係数

Ⅴ・資本回収係数

Ⅵ・年金現価係数 があります。

 

《ライフプランニング》や《ファイナンシャルプランニング》などにおいて

➡『現在の額や将来の額』

➡『毎年の積立額』

➡『ローンの返済額』などの計算をする際は、Ⅰ~Ⅵの早見表を活用することによって 簡単に求めることができます。

本稿では、知っておくと便利な『ライフプランニングの【6つの係数】』について、情報発信してまいります。

その前に、共に考えてみましょう・・・

・『〇〇年後に、運用益も含めて○○○万円を貯めるために⇒毎年いくらずつ貯金すればいいのか?..

・『○○○万円を、運用しながら○〇年で取り崩すと⇒毎年いくらずつ使えるか?..

そういった資金計画が必要な際、どうやって計算されますか?

そこで、疑問の金額を簡単に求めるために6つの係数】が存在するのです。

本稿では6つの係数】について下記3つのことが分かります。

·      6つの係数の意味

·      6つの係数の計算式、活用シーン

·      6つの係数の覚え方

 6つの係数】は、ライフプランニングにおいて『今後、将来~何年か後を見据えた資金計画を組み込む際に使える係数』となります。

ぜひ、活用なさってみてはいかがでしょうか。

) 資産運用を検討~実行する際には、金利と運用年数などから計画的に進めていくことがたいせつです。『この場合、どの係数を活用すればいいのか?』を判断するためには慣れも必要となることでしょう・・本稿で情報発信していく係数を活用した場合、比較的簡単に複利の計算 / 試算をすることができます。

大事な点として、実際の資産運用では ほとんどの場合で『利率が一定ではない』ことと『税金等についても考慮する必要』があります・・したがいまして、計算 / 試算から求められる金額はあくまでも“目安”として 把握し認識なさってみてください。

【目次】

 A ; ライフプランに活用できる6つの係数】

  Ⅰ・終価係数

  Ⅱ・現価係数

  Ⅲ・年金終価係数

  Ⅳ・減債基金係数

  Ⅴ・資本回収係数

  Ⅵ・年金現価係数

 

 B ; 6つの係数】の覚え方

  B-①・《キーワード》は⇒03

  B-②・03つの《運用方法》とは

  B-③・03つの《運用方法》03つの《キーワード》をあてはめてみる

 

 C ; まとめ

A ; ライフプランに活用できる【6つの係数】

資金計画 / ライフプランニングを検討していく際に、活用できる【係数】は⇒『06種類』あります。

・【終価係数】:元本を一定期間運用した後の金額(元利合計)を求める係数

・【現価係数】:一定期間後に一定の金額に達するために現時点で必要な金額(元本)を求める係数

・【年金終価係数】:毎年一定額を一定期間積み立てた後の最終金額(元利合計)を求める係数

・【減債基金係数】:一定期間後に一定の金額に達するために毎年積み立てるべき金額を求める係数

・【資本回収係数】:一定の金額を一定の期間で毎年一定額で取り崩す際の受取額を求める係数

・【年金現価係数】:一定の期間で毎年一定額を受け取るために現時点で必要な金額(元本)を求める係数

 では、それぞれの詳細 ; 計算式をつかんでいきましょう。

Ⅰ・終価係数

現在持っている資金で投資する際の、将来の受取額の予測など

『現在ある資金を、一定の利率で複利運用した場合の「一定期間後の金額(元利合計)」を求める』ために用いられるのが【終価係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の終価係数が分かっていれば、05年後の金額は下記にて算出できます。

05年後の金額=現在の金額×終価係数

終価係数を求める計算式  終価係数 (1+年利率年数

 

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合

終価係数=(10.0251.10408080…約1.1041になります。

 

《活用の一例》として

現在、手元にある100万円を年利率02%の複利で05年間運用した場合の最終的な金額を終価係数1.1041として計算してみましょう・・

05年後の金額=1,000,000円×1.10411,104,100

現在の100万円が05年後に⇒ 1104,100円になる目安が試算できます。

Ⅱ・現価係数

将来の貯蓄目標額に対して、現在必要な金額の概算など

『資金を、一定の利率で複利運用し「一定期間後に一定の金額(元利合計)」に達するために現時点で必要な金額を求める』ために用いられるのが【現価係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の現価係数が分かっていれば、現時点で必要な金額は下記にて算出できます。

現時点で必要な金額=05年後の金額×現価係数

現価係数を求める計算式  現価係数 1 /  (1+年利率) 年数

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合

現価係数1/10.0250.90573080…約0.9057になります。

 

《活用の一例》として

年利率02%の複利で05年間運用し、最終的に100万円にするために必要な金額を現価係数を0.9057として計算してみましょう・・

現時点で必要な金額=1,000,000円×0.9057905,700

05年後に100万円にするためには、現時点⇒ 905,700が必要という試算ができます。

Ⅲ・年金終価係数

現在の貯蓄ペースから、将来の貯金残高を推測するなど

『一定の利率で複利運用しながら「毎年一定の金額を積み立てていき、一定期間後の最終的な金額(元利合計)」を求める』ために用いられるのが【年金終価係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の年金終価係数が分かっていれば、05年後の金額は下記にて算出できます。

05年後の金額 = 毎年の積立金額 × 年金終価係数

年金終価係数を求める計算式  年金終価係数 ( (1+年利率) 年数- 1) / 年利率

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合

年金終価係数=((10.0251/ 0.025.20404016...5.2040になります。

       

《活用の一例》として

毎年20万円を年利率02%の複利で運用しながら、05年間運用した場合の最終的な金額を年金終価係数を5.2040として計算してみましょう・・

05年後の金額=200,000円×5.20401,040,800

毎年20万円ずつ積み立てていった場合、5年後には⇒ 104800になる目安が試算できます。

Ⅳ・減債基金係数

将来の、子どもの学費として必要な金額を積み立てる際の毎年の積立必要額の算出など

『一定の利率で複利運用しながら「毎年一定の金額を積み立てていき、一定期間後に 一定の金額(元利合計)に達するのに必要な毎年の積立金額」を求める』ために用いられるのが【減債基金係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の減債基金係数が分かっていれば、毎年の積立金額は下記にて算出できます。

毎年の積立金額 = 5年後の金額 × 減債基金係数

減債基金係数を求める計算式  減債基金係数 = 年利率 /( (1+年利率) 年数- 1)

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合

減債基金係数0.02 /((10.0251)=0.19215839…約0.1922になります。

 

《活用の一例》として

年利率02%の複利で運用しながら、毎年一定の金額を05年間積み立てて最終的に100万円にするための毎年の積立金額を減債基金係数を0.1922として計算してみましょう・・

毎年の積立金額=1,000,000円×0.1922192,200

 毎年の積立額⇒ 192,200を積み立てることで、05年後に 100万円なる目安が試算できます。

Ⅴ・資本回収係数

退職金を何年かかけて取り崩していく際の、毎年の引き出せる金額の算出など

借金を、何年かかけて均等に返済していく際の毎年の返済額の算出など

『現時点の一定の金額を、一定の利率で複利運用しながら「毎年一定の金額を取り崩していく場合の毎年の受取額(取り崩せる金額)」を求める』ために用いられるのが【資本回収係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の資本回収係数が分かっていれば、毎年の受取額は下記にて算出できます。

毎年の受取額=現時点の金額×資本回収係数

資本回収係数を求める計算式  資本回収係数(年利率 × (1+年利率) 年数) / ( (1+年利率) 年数- 1)

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合約0.2122になります。

資本回収係数=(0.02×(10.025/((10.0251)= 0.21215839… 約0.2122になります。

 

《活用の一例》として

100万円を年利率02%の複利で運用しながら、毎年一定の金額を05年間受け取る場合の受取金額を資本回収係数を0.2122として計算してみましょう・・

毎年の受取金額=1,000,000円×0.2122212,200

100万円05年間で取り崩す場合、毎年⇒ 212,200ずつ受け取れる目安が試算できます。

Ⅵ・年金現価係数

将来、お金を年金として受け取り続けるために用意すべき金額の算出

『お金を、一定の利率で複利運用しながら 毎年一定の金額を一定期間受け取り続けるために「現時点で必要な金額(元本)」を求める』ために用いられるのが【年金現価係数】です。

例えば利率02%05年間の複利運用をした場合の年金現価係数が分かっていれば、現時点で必要な金額は下記にて算出できます。

現時点で必要な金額=毎年の受取額×年金現価係数

年金現価係数 ( (1+年利率) 年数 -1) / ( 年利率 × (1+年利率) 年数)

上述例の利率02%05年間の複利運用をした場合

年金現価係数=((10.0251/0.02×(10.025)4.71345950…約4.7135になります。

 

《活用の一例》として

年利率02%の複利で運用しながら、毎年20万円を05年間受け取るために必要な元本を年金現価係数を4.7135として計算してみましょう・・

現時点で必要な金額 = 200,000円 × 4.7135 942,700

現時点で942,700あれば⇒ 毎年20万円05年間受け取れる目安が試算できます。

B ; 6つの係数】の覚え方

6つの係数】の覚え方として、03つのキーワードと03つの運用方法を覚える方法を共有しましょう。

 B-①・《キーワード》は⇒03

 下記が、03つのキーワードとなります

・《現価》: 現在の金額

・《終価》: 最終的な金額

・《年金》: 毎年の一定金額

 B-②・03つの《運用方法》とは

 資金の運用方法には、03種類の方法があります

《一括運用》: まとまった資金を、そのまま一定期間・一定利率で複利運用する方法

・《積立運用》: 一定期間・一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を積み立てていく方法

・《取崩運用》: 一定期間・一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を取り崩していく方法

 

B-③・03つの《運用方法》03つの《キーワード》をあてはめてみると

 ・《一括運用》

まとまった資金を、一定期間・一定利率で複利運用すると最終的な資金になります。

この場合

・『現在の金額から、運用後の最終的な金額を求める』のが➡【終価係数】

・『運用後の目標金額を基に、現在(運用前)必要な金額を求めるのが』のが➡【現価係数】

 

・《積立運用》

毎年一定金額を、一定期間・一定利率で複利運用しながら積み立てていくと最終的な資金になります。

この場合

・『現在の運用で、積み立てられる最終的な金額を求める』のが➡【年金終価係数】

・『運用後の目標金額を基に、毎年の積立金額を求める』のが➡【減債基金係数】

“減債基金”とは、元々『国債 ; 社債などの債券を返済(減債)するために積み立てる基金』のことをいいます。

決まった時期(返済期限)に、決まった金額を返済するために毎年ある一定金額を基金に積み立てていく..その毎年の一定金額を求める係数です。

したがいまして、借金でなくとも⇒『目標金額に対して、毎年積み立てていく金額を求める係数』としても使えます。

 

・《取崩運用》

一定期間・一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を取り崩していきます。この場合

・『現在の金額から、毎年の取り崩し(受け取り)金額を求める』のが➡【資本回収係数】

・『毎年一定の金額を取り崩す(受け取る)のに、必要な現在の金額を求める』のが➡【年金現価係数】

“資本回収”とは、文字通り『資本を毎年一定額回収していく』イメージであり、その回収額を求めるのが【資本回収係数】です。

C ; まとめ

本稿で紹介しました6つの係数】・・・設定した期間中は『利率が一定となることが前提』となるため、時間 / ときの経過とともに現実と乖離することもあろうかと..

ただ申せますのは、運用益(利息)も考慮した予測 / 試算となり 将来のための資金計画を立てる際に、便利な係数です。

ご自身のライフプランをイメージ / 考えていく際に、ぜひ活用なさってみてはいかがでしょうか・・。

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代表者ごあいさつ

中山 国秀

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。 

お客さまの声

『普通の家庭がうらやましかった
普通の生活を夢に』

諫早市在住 : M.Sさま・Aさまご夫妻

児童養護施設で育ったわたしたち夫婦が、籍を入れてからの最初の目標は『電子レンジを買う』ことでした。
わたしたちの目標を、ばかにしたり笑うことなく 中山さんは真剣に聞いていただいて 車も持っていないわたしたちのために○○○電器まで一緒に乗せてもらえ、お金の交渉までしてもらい 恥ずかしいけど最高の思い出になりました。

相談のお金を、そんな払えないわたしたちのために『プチライフプラン』とか『保険の安くてすごくいいもの』をすすめてもらって安心できました。 わたしたちに子供のいる生活とか、外食とか無理なんじゃないかと思っていたんですが すごく勇気が湧いてきました。 ありがとうございました。