事例紹介 ; 2019年

40代半ばのご夫妻からのご相談。二人のお子さま達が,中学3年と中学1年・・それぞれに部活動にもお金がかかり『今後の教育費の重圧感が,じわりじわりとのしかかってくる...削るべきは“生命保険”かな？』と考えているところへ保険会社から【更新】の案内が届き,びっくりするほど高くなる『どうすべきか』とのことでした。

現在,ご主人の生命保険⇒30歳代半ばにご契約【定期付き終身保険＋医療特約＋がん特約】～月/￥22,000の支払いが,更新後→月/￥38,000ほどとなる見込み。奥さまの生命保険⇒15年更新型【定期付き終身保険＋医療特約】～月/￥12,000の支払いが,翌々年の更新見込み→月/￥20,000ほどとなる見込み...と,概要を確認できました。

確かに『教育資金が大きくなってくる中での保険料は,高いものでしょう..かといって,削るばかりの方向性ではリスクが大き過ぎる』と判断しました。“ライフプランレポート”は不要とのご意見で,かかる【三大支出】教育費・住宅費・老後資金見込みについて必要最小限にて『生存時と万が一の時に,想定できるリスクをご夫妻の優先順位を確認しながら整理していきました。』

見直し案として,ご主人の生命保険⇒現/終身保険部分を“払い済み”(詳細はここでは割愛します)定期＋医療＋がん特約⇒“解約”し【死亡保障・就業不能時保障→収入保障タイプ】【医療＋がん→7大疾病まで対応可能な終身タイプ】にて現/￥22,000⇒￥16,000弱(▲￥6,000の削減)と見直し着手。奥さまの生命保険⇒現/全て“解約”～お子様たちが自立なさるであろう年齢まで【死亡一時金＋就業不能時保障→定期＋収入保障タイプ】【医療→女性疾病保障を手厚くがんを含めて8大疾病まで対応可能な終身タイプ】にて現/￥12,000⇒￥9,000弱(▲￥3,000の削減)と『コストは削減でき,且つ保障を大きく今後“更新も来ない”何があっても安心を,感じとっていただく方向性となりました。

社内の【固定費削減】について,社内上層部より徹底したリサーチを..との指示があり『いろんな保険会社からの見積りをとって,参考にしたい...』とのご相談をいただきました。(損害保険について現在/近隣保険代理店に毎年任せっきりとの状況)

【自動車保険】については,現状の保有車両について→年内に増やす・減らす予定は⇒無し..と,九州内を活動する車両が多いため⇒事故や不測の状況発生時への不安感を無くしたい...との現状でした。

【火災保険】については,社屋5棟の建屋自体がある程度→“海抜”の低い低地に位置することと,地盤が比較的軟弱な場所に位置する...という現状でした。

自動車保険＋火災保険共に『事故発生時(初動・スピード・連携)～事故後の対応(事後・解決・諸トラブル時・示談交渉)～アフターサービス面(増車・減車・車両入替・内容変更・定期訪問サービス)』を基本的な指針として,2017～2019年の災害発生時の各社対応を再度調査し,学び直し⇒6社による見積り試算～内容吟味～経済比較へと着手しました。(火災保険については“風水害”＋“地震時”についてのリスクを最大考慮)

結果【自動車保険】A社＋S社の二社分割体制　現/年￥1,764,000の保険料→年/￥1,134,000(▲￥630,000のコスト減)

結果【火災保険】N社一社にての体制　現/年￥2,100,000の保険料→年/￥1,480,000(▲￥620,000のコスト減)と,大幅な見直し案へ進むお手伝いができました。

且つ『削減分の費用については,正社員の退職金制度の見直し～パート,アルバイトの方々の傷害保険についての準備』へ着手する方向性を導き出すこととなりました。